St.Patrick's Day at Disneyland Paris
3月17日は何の日かご存知でしょうか。
この日はSt.Patrick's Day (聖パトリックの祝日)です!
日本ではあまり馴染みのない祝日かとは思いますが、緑のものを身に付ける日!などといえば聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、ディズニーランドパリでも3月17日にSt.Patrick's Dayをイベントとして祝うようなので、どんな日なのか再確認しつつ、どんなことが行われるのかを可能な限りまとめてみたいと思います。
そもそも、聖パトリックとは何者でしょうか。 彼はアイルランドの守護聖人で(守護聖人についてはSt.David's Welsh Festival! を参照) アイルランドにキリスト教を広く布教した人物だそうです。 また彼にもいくつかの伝説があり、その中で一番ユニークで有名なのがアイルランドからヘビを全て追い出したというもの・・・ その証拠にアイルランドにはヘビがいないそうな。 あくまで”伝説”です。 じゃあ昔はヘビいたのかなー・・・?って話です。
3月17日は彼が亡くなった日といわれています。
この日にはディズニーランドのみならず、アイルランドはもちろんのこと世界各地でパレードなどが行われます。もともとアイルランド系が多いアメリカでは特に盛んで、St.Patrick's Dayには緑のものを身に付けていかないとつねられてしまう! といった伝統があるほどです。
この緑のものを身に付ける文化をはじめ、3月17日を盛大に祝うというのは実はアメリカ発祥の習慣のようです。 異国の地で、偉人を敬うと同時に故郷を同じくする者同士の結束を強めようとした結果なのでしょう。
さて、クリスマスにサンタやトナカイやツリーがあるようにSt.Patrick's Dayにもいくつかがキーアイテムやキーパーソンがいます。それは・・・
・緑
・シャムロック(3つ葉のクローバー)
・レプラコーン(アイルランドに伝わる靴職人の妖精)
です。
聖パトリックが絡むのはこの中のクローバー。彼がキリスト教の三位一体を教えるときに、シャムロックと呼ばれる3つ葉のクローバー類の植物を使い人々に教えたそうです。
あとの2つはアイルランド自体のイメージ。緑はアイルランドのシンボルカラーであり、レプラコーンはアイルランドの伝承で伝わる妖精です。 彼らは虹の根元に黄金がたっぷり入った壺を隠しているとのこと! さらに捕まえると黄金の在り処を教えてくれるとのこと!!!いつかは捕まえてみたいですね!笑
ここらへんの歴史や文化に興味のある方は、後の参照先をぜひ!
ほとんど英語原文になってしまいますが・・・
さて、ここからが本題!笑
ではディズニーランドではどう祝われるのか!!
こちら@InsideDLParisさんがプログラムをツイートしていました。
Tomorrow, come and celebrate St Patrick's Day at Disneyland Paris! pic.twitter.com/KVJ7wOhihj
— InsideDLParis (@InsideDLParis) 2014, 3月 16
And in Disneyland Park enjoy special meet and greets, entertainment and fireworks! Only tomorrow at Disneyland Paris! pic.twitter.com/sAkkvY8ttv
— InsideDLParis (@InsideDLParis) 2014, 3月 16
DisneyVillageについては割愛させていただきます。
確認できるイベントは7つ。
・Meet and Greet with Disney Characters Friends
・The Leprechauns
・Sarah Clark Academy of Irish Dancing with Chip and Dale
・Pipe Band Aubigny Auld Aliance
・Free Face Painting
・Irish Pre-parade
・St.Patrick's Day Fireworks
の以上7つです。
こちらのサイトが去年の情報をまとめてくれていますが特に大きな変更はなさそうですね。
St.Patrick's Day 2013 Programmes: Irish music and dance takes over Disneyland Paris : DLRP Today
Meet and Greet はミッキーとミニー 公式サイトにも掲示されているこの特別衣装でしょう。
Disneyland Paris St. Patrick's Day
The Leprechauns が先ほど述べたレプラコーンのこと。妖精たちが登場します。
基本的には、先日の聖デイビッドのウェルシュ・フェスティバルと非常に似たイベントのようです。今回はそれのアイルランドver.といったところでしょうか。
フロンティアランドのCottonwood Creek Ranchでメインに行われるところや、「フェイス・ペインティング」「プレ・パレード」「ファイヤーワーク」など同じ名前のショーが目立ちます。
Pipe Band Aubigny Auld Alianceは名前は大きく異なるものの、コンセプトとしてはアイルランドの伝統音楽のパフォーマンスなので、同じステージを使っていることもありウェールズのコーラス隊と類似しているといえると思います。
その中でも、特にユニークなのがSarah Clark Academy of Irish Dancing with Chip and Dale アイルランドの伝統的なダンスを披露+習おう!という実に文化的なショーですが名前の通りチップとデールが出ています!アカデミーという設定からも、ゲスト参加パートもあり、ゲストとパフォーマーとのやり取り、限定衣装のキャラクター、躍動感あふれ美しいアイリッシュダンス。と、いろんな魅力的な要素が含まれている必見のショーだと思います。
また、昨年の情報によると、Irish Pre-paradeには車に乗ったミッキー、ミニーのほかにも、音楽隊やチップ&デール&ダンス隊も行進する様子。 St.Patrick's Day Fireworksでは 花火やパイロや音楽と共に、お城がクローバーを意識させる明るい緑や虹をイメージさせるカラフルな原色の組み合わせで彩られ、コンセプトは似ていながらも、同月の聖デイビッドのウェルシュ・フェスティバルとの対比によってより各地域の文化的特徴を際立たせるショーたちとなっております。
一年に一日のみのイベントでしかも今年は平日・・・ということで、非常に参加しにくいイベントではありますが・・・このように、モデルとなった伝統や文化を知りたくなるイベントとはいいものですね!
参考:
聖パトリックの祝日「St. Patrick' s Day セントパトリックス・デー」
St. Patrick's Day 2011: Facts, Myths, and Traditions
St.Patrick's Day Fast Facts: Beyond the Blarney
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